【漫画】とりかえ・ばやの1~3巻を無料試し読みした感想

まんが王国で「とりかえ・ばや」が3巻無料だったので読んでみました。

平安時代まで遡ると風習もしきたりも何もかもが今とは違いますね。

昔、社会の授業で習ったなーという場面があったり、いつも少女漫画を読むときの感覚とはまた違っておもしろかったです。

とりかえ・ばやのあらすじ

今から約千年前の平安時代。

藤原丸光という上流貴族の男が、大邸宅で東西に一人ずつ、2人の妻を持っていた。

2人の妻は同じ日にそれぞれ丸光の子供を産み、東の妻から産まれた男の子は「睡蓮」、西の妻から産まれた女の子は「沙羅双樹」と名付けられた。

子供達は双子でもないのに双子のような似た容姿だったが、性格はまるで正反対。

睡蓮は男の子のわりに大人しく、人見知り、沙羅双樹は女の子のわりにおてんばで男勝りな性格だった。

そのまま大きくなった2人は成人の日を迎え、これからの人生を、睡蓮は女性として、沙羅双樹は男性として、お互いに性と名をとりかえて生きていくことを決意する。

とりかえ・ばやの主な登場人物

藤原 丸光
父親は元関白、兄は右大臣という超上流貴族。
本人は権大納言にして近衛大将。
沙羅双樹と睡蓮の父親で、多少親バカ。

沙羅双樹の君
西の妻から産まれた女の子。
小さい頃から活発でハキのある男勝りな性格。
成人して以降男性として生活し、女性と結婚するが、やはり変えられない本来の性別について悩まされる。

睡蓮の君
東の妻から産まれた男の子。
臆病で人見知り、もともと男嫌いで父親である丸光ともそれほど話さない。
でもやっぱり本来は男なだけあって、力やいざという時の威勢はいい。
ゆくゆく女帝に仕える仕事に就くが、気がつけばその女帝に恋心を抱くように。

とりかえ・ばやを読んだ感想

こういう時代劇のような漫画、読みはじめは昔の言葉遣いで書かれているのが読みにくくて苦手だなーと思ったけど(いちいち意味のわからない言葉が出てくるし)、読み進めてみると、恋愛が絡みだした所あたりからおもしろくなってきました。

沙羅双樹はゆくゆく自分の妻を自分の親友に寝取られるんですが、それからの進展が気になる。

あれが今ならば不倫した妻、友達の妻を寝取った男、として周りにレッテル張られて当人達は生きづらくなるんだろうなーということが予想できるんだけど、なんせ沙羅双樹の妻になった人はお姫様だからね。

周りの人間も無下には扱えないだろうし、何より赤ちゃん産まれちゃって、沙羅双樹の子供だと喜ばれてしまってる現状では……。

沙羅双樹が気の毒で可哀想…( ノД`)

睡蓮は睡蓮で、女帝を好きになったところで、今は自身が完全に女として生きてるわけだから、気持ちも伝えられないだろうし…。

あーこんなことなら性別をとりかえるなんてしなければ良かったのに。

本来の性別で生きていたなら、今起こっている問題全て、なんともないことだったのに!

モヤモヤするけど、そうしてしまったもんは仕方ないから、これからの展開がどう持っていかれるのか気になります。

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